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中学教員免許を取得するために5日間老人保健施設・2日間養護学校にて介護実習が必要になる時代である。そして、俺はその介護実習の真っただ中、残り4日間。
いくつかの疑問をこの場を借りて発言させてもらう。
1「概要」
義務教育諸学校の教員免許状を教育職員免許法5条別表第1で授与を受けるにあたっては、社会福祉施設や特別支援学校などにおいて、文部科学大臣が定める期間(7日間)、介護等の体験を行わなければならない。とあり、意義は「人の心の痛み」や「価値観の相違」を理解するためのものである。
以上が一般的な説明であるが、これはあくまで実習生側からの、もとい教育に携わる者たちから見た意義である。ではこうした意義は果たして学生や施設側にどのように伝わるのだろうか。という問題。
2「疑問」
介護の現場では要資格であるホームヘルパー(2級)の実習は大方が2日間。教員免許取得の実習の半分にも満たない。だが、実習内容に決定的な違いがある。資格取得のための実習は大変厳しいのだ。
それに引き替え、我々教員免許組はそれこそお客様立場、「助かりました」と今にもお礼を頂きそうな身分である。こちらが実習をさせていただく立場であるにも関わらず、だ。介護の核に触れられることができないのに(施設の方たちも、知識すらない素人に手出ししてほしくないはず)、何を学べというのか。
俺の友人は福祉関係の職に就いており、人間関係や腰痛・給与の悩みをたびたび俺に打ち明ける。そして、職場を転々とするあたり大変な苦労なのだろう。そして俺が介護実習に行くと言ったら、「危険も考慮して利用者様にはなるべく手出ししてほしくない。」と話していた。
利用者の方々の思い、施設で働く方々の大変な苦労、それらを身をもって知ることができたのなら、有意義間違いなしである。ボーっと眺めているだけで「人の心の痛みを知る」ことができるのなら、少なからず介護実習でなくともよいのでは、と疑問に思ってしまう。
3「意見」 以下は引用文である。
”介護実習に行ってきた学生の実習ノートを見ると、必ず、「行ってよかった」「楽しかった」「理解し合えた」などという言葉が書かれています。つまり、自分にとって、楽しくよい経験であった、ということです。これって、おかしいのでは?と常に思ってしまいます。
たかだか、2日+5日の実習で分かった気持ちになっているのがおかしいし、学生にとって苦しくても、「被介護者にとってよかった」という実習でなければならないのでは?と考えるのです。「よかった」の主体が、学生ではなく被介護者にあるべきではないでしょうか。”
(http://blog.goo.ne.jp/shuya1128/e/aa34663f65d5ab098ec7312f97b51408)
”はっきり言ってしまえば「そんな簡単に目的が達成されるか・・・」という気持ちです。たしかに「やらないよりは、やった方が良い」と言うのはありますが、結局のところ法律の目的を達成できるか否かは「学生一人ひとりの資質」によって決まります。”
(http://homepage1.nifty.com/barn/column.htm)
さらに教員免許取得者に与えられた目標は抽象的・簡素すぎるため、細かい自己目標は自らが設定しなければならない。
(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1117193661)
このような意見を投げかけられるのは承知の上だったはず、この法律を施行する役人様の気は知れない。教員免許取得者に対する、そして施設で働かれている方々、利用者様への「辱め」といったほうがいいだろう。事実、実習に向かう俺も大変恐縮な思いである。
もしもこのような改正をされるのであれば、現教職員の介護実習も義務付けるべきであろう。今問題になっている・フォーカスを当てられたのは「現教職員」なのだから。いじめ問題しかり、不祥事しかり、法が改正されたところでこの有様。
寝言を言う前にやるべきことがもっとあっただろ、田中眞紀子。
いくつかの疑問をこの場を借りて発言させてもらう。
1「概要」
義務教育諸学校の教員免許状を教育職員免許法5条別表第1で授与を受けるにあたっては、社会福祉施設や特別支援学校などにおいて、文部科学大臣が定める期間(7日間)、介護等の体験を行わなければならない。とあり、意義は「人の心の痛み」や「価値観の相違」を理解するためのものである。
以上が一般的な説明であるが、これはあくまで実習生側からの、もとい教育に携わる者たちから見た意義である。ではこうした意義は果たして学生や施設側にどのように伝わるのだろうか。という問題。
2「疑問」
介護の現場では要資格であるホームヘルパー(2級)の実習は大方が2日間。教員免許取得の実習の半分にも満たない。だが、実習内容に決定的な違いがある。資格取得のための実習は大変厳しいのだ。
それに引き替え、我々教員免許組はそれこそお客様立場、「助かりました」と今にもお礼を頂きそうな身分である。こちらが実習をさせていただく立場であるにも関わらず、だ。介護の核に触れられることができないのに(施設の方たちも、知識すらない素人に手出ししてほしくないはず)、何を学べというのか。
俺の友人は福祉関係の職に就いており、人間関係や腰痛・給与の悩みをたびたび俺に打ち明ける。そして、職場を転々とするあたり大変な苦労なのだろう。そして俺が介護実習に行くと言ったら、「危険も考慮して利用者様にはなるべく手出ししてほしくない。」と話していた。
利用者の方々の思い、施設で働く方々の大変な苦労、それらを身をもって知ることができたのなら、有意義間違いなしである。ボーっと眺めているだけで「人の心の痛みを知る」ことができるのなら、少なからず介護実習でなくともよいのでは、と疑問に思ってしまう。
3「意見」 以下は引用文である。
”介護実習に行ってきた学生の実習ノートを見ると、必ず、「行ってよかった」「楽しかった」「理解し合えた」などという言葉が書かれています。つまり、自分にとって、楽しくよい経験であった、ということです。これって、おかしいのでは?と常に思ってしまいます。
たかだか、2日+5日の実習で分かった気持ちになっているのがおかしいし、学生にとって苦しくても、「被介護者にとってよかった」という実習でなければならないのでは?と考えるのです。「よかった」の主体が、学生ではなく被介護者にあるべきではないでしょうか。”
(http://blog.goo.ne.jp/shuya1128/e/aa34663f65d5ab098ec7312f97b51408)
”はっきり言ってしまえば「そんな簡単に目的が達成されるか・・・」という気持ちです。たしかに「やらないよりは、やった方が良い」と言うのはありますが、結局のところ法律の目的を達成できるか否かは「学生一人ひとりの資質」によって決まります。”
(http://homepage1.nifty.com/barn/column.htm)
さらに教員免許取得者に与えられた目標は抽象的・簡素すぎるため、細かい自己目標は自らが設定しなければならない。
(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1117193661)
このような意見を投げかけられるのは承知の上だったはず、この法律を施行する役人様の気は知れない。教員免許取得者に対する、そして施設で働かれている方々、利用者様への「辱め」といったほうがいいだろう。事実、実習に向かう俺も大変恐縮な思いである。
もしもこのような改正をされるのであれば、現教職員の介護実習も義務付けるべきであろう。今問題になっている・フォーカスを当てられたのは「現教職員」なのだから。いじめ問題しかり、不祥事しかり、法が改正されたところでこの有様。
寝言を言う前にやるべきことがもっとあっただろ、田中眞紀子。
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プロフィール
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32
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男性
誕生日:
1991/11/28
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ボンタンアメ
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音楽 , VOCALOID , サブカル , ゲーム