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NHKのEテレにて興味深い特集がやっていた。



 御年80歳、作曲家の冨田勲さん。とある曲は世界初の試みであり、彼の集大成でもあった。


 
 オーケストラ演奏…後ろにモニターがある……ん?あの質量のありすぎるツインテールは?



 !?



 実はコレ、ネットでもちょっと前に話題になってた初音ミク×宮沢賢治の異色コラボ。その発想をもちかけ、手掛ける冨田勲さん。これが成功すれば世界初の演奏会となる。



 「音で描く賢治の宇宙~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ」。Rの法則やらNHKも最近初音ミク推ししてくれてるから、受信料払うわ!



 チケットは完売。観衆も少しタイプの異なる人たち。←つまり俺ら。



 クリプトン社長「できるわけがない。できたら世界初ですよ。」という普通のことをのたまう社長。最近よく出るな。グッスマブログ見てると、わっしょいさんとかのがミクに詳しそうなイメージ。



冨田さんは、宮沢賢治の持つ「異次元的な魅力」にミクを重ね合わせる。



 パソコンの中でしか生きられない歌姫は、現実のオーケストラと共演できるのか、果たして…。



 冨田さん…なんかすいません。



 冨田さん「これなんですか?(触)」ミクの声「ふぁぁ」





 生音と合わせる以上、テンポや音の使い方はとびっきりの配慮が必要。そして、ミクの出力をするためキーボード奏者は不可欠。





 figmaだねこれ。シュールだ。





 そして課題の一つである「歌姫の挙動」。通常のMMD同様にミクを踊らせるのは簡単だが、いかんせんテンポが指揮者によってその場でつくられる。今回はミクにリアルが合わせるのではない。それだと曲自体のコンセプト・オーケストレーションの魅力が失いかねない。あくまでリアルにミクが合わせるのだ。

そこでとんでもない一言を耳にする。



「その場でモデリング作っちゃえばいいんですよ。」
…つまりは演奏当日に裏でミクの動きを作成しながら進めていく、というのだ。ふざけんな。

ってかなんで猫耳ついてんのwww



 窓際がガチなだけあって、しれ~っとそういうこと言えちゃうあたりシビレるぅ~!



 準備が進められ、本番当日。裏方が崩れたら終わり、責任重大なのだ。



 キーボードの入力に合わせ、ミクの声が出力し歌を歌う。




 確かにこれまでにない並々ならぬ魅力を感じる。



「ワタシハ ナニヲ シテイルンダ…」



 演奏は大成功で幕を閉じる。冨田さん「終わったときは、二度とこんな大変なことやるもんかと思っていたんだけどね、不思議なことにしばらくするとまたやりたくなる。」

冨田さんGJ、NHKGJ、関係者の皆さんGJ。




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誕生日:
1991/11/28
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